よ は ざ れ

旧:余白に戯事 ゲーム・日常・他

漫画『サムライせんせい』を薦めてみる。

ドラマ化決まったし、今更『薦めてみる』という必要性もないんじゃないかなあとは思うものの。

本当はもう少し早いスパンで漫画感想文を上げていくつもりで色々書いていたのだけれど保存していた文章がある日まるっと消えた。おかゆネコの記事かなり頑張ってまとめてたんだけどなっ!!

で、モタモタしている間にドラマ化が決まっていたというお話。しかも錦戸さんときた。お侍と何かとご縁があるようで。ちょんまげぷりんかな。漫画しか読んでないけれど。

 

さて。出会いは一巻が出た頃に遡る。新刊コーナーにやばそうな本があると言われ見つけたのがこの一冊。真顔の侍が商店街でチラシ片手にスーパーの袋とケーキ屋の箱を持っている光景。なるほど、これはやばそうである。

これだけでも侍のタイムスリップ物であろうかという事は想像が付くのだけれど、大変申し訳ない事に当初ギャグ漫画だと思っていた。そう、テルマエ・ロマエみたいな。

 

ざっくりな内容としては、幕末からタイムスリップして来た侍が元歴史の先生に拾われ、近所の子の勉強を見たりする話。自身の結末は日本史として残っているので知ることが出来るのだが……。まあ、いやよな。人生の壮大なネタバレ。

勿論テルマエの様なカルチャーショック的な面も多大に含まれており、その期待を裏切られる事は無かったのだがストーリーが想像よりも深い。ただし、重過ぎない。真面目なSFの随所に散らばったコメディ要素、それとヒューマンドラマ的要素もあるだろうか。自販機と格闘したり、家事に励んでみたり。子供に勉強を教えてみたり。

黒ギャルは山賊扱いだし、カードゲームは札と呼ぶ。それに加えて意外と表情がコミカル。ルシウスもそうだけれど根が大真面目な人にこういうことやらせると本当に面白い。そして必ずしも現代日本で万人に受け入れられる訳ではなく、大人程遠巻きに白い目で見たりする。非現実的なのにどこか生々しい。それでもサムライせんせいは人間として大事な事とかも教えてくれそうな気がする。

ところで幕末?バンド?ってアレを狙った発言なのだろうか。

何はともあれ、思っていたのとは別ベクトルで面白かったのがこの作品。

 

此処近年の実写化ラッシュには(成功作もそれなりにあるが)どちらかと言えば否定的なのだけれど、結構ギャップなく実写化出来るのではないだろうかとほのかな期待がある。

既刊は二巻。

二巻買いに行ったら置いてなかったんですけど。何処にあるんですか。というわけで二巻は未読。一巻が良い所で終わっているので早急に手に入れたい。と思いつつ少し遅れて手に入れたわけだが、今日現在未読。週末あたりに読みたい。

 

今回のおすすめ:黒江S介先生『サムライせんせい