よ は ざ れ

旧:余白に戯事 ゲーム・日常・他

漫画『名勝負数え唄』を薦めてみる。

去年の9月に書いていた記事を発掘したわ……。

 

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この漫画は流浪の侍がひたすら誰かと戦う一話完結型かつ一冊完結(たぶん)の物語である。

 

また侍か!!!

 

別に特別侍が大好きという訳ではないのだけれど、気付いたら侍。懲りずに侍。

漫画の新規開拓をする場合、書店の新刊コーナーで気になる表紙のものを探したり、継続して購入している単行本に入っていたペーパーで知ったり、最近だとネット広告や記事で知ったりと色々過程はある。この漫画の場合はたまたま寄ったコンビニに置いてあって何となく気になって手に取ったら買っていた。という流れ。

 

新刊としてコンビニに並ぶ時期のことなので、まあ、買ったの大分前なんだ!

 

劇画調の侍が鬼気迫る表情で刀を構えた表紙だけ見ると真面目な侍モノに見えないこともないが、作者名を見た瞬間その考えはきれいさっぱり宇宙の彼方へ消えた。

これ多分とんでもないのくる。この時点でパロディ満載のしょうもない感じ(褒め言葉)のがくるだろうと分かる。

 

ずるい。

 

表紙侍だけどバーコード側見たらどこかで見たことあるような生物がビーム撃ってるし。

三つ目小僧浮いてるし。

カバーの折り返しにある作者コメント、これあの巨匠ですよね。ある意味徹底している。

 

 

内容は実に単純明快。

敵が来る→戦う。以上。たまに戦わないで終わるパターンもあるけれど。

所謂天丼的な流れで悪く言えばワンパターンという言葉に着地するのだけれど、この漫画の場合それが味だと思われるので寧ろそれが良い。

どこかで見たことあるような敵の面々がどう主人公に仕掛けてくるか、主人公がどう切り返すか。

 

全体通してパロディだらけなのでそういうのが好きな人には受けると思われる。

元ネタ分かってないパロディが恐らく結構あるのだけれど、それを差し引いても勢いがあるので結果笑える。

後、作者の好きな漫画が何となくわかる。恐らくプロレスもお好き。

 

それはそうと人間も動物も劇画調なのにクマの作画だけ着ぐるみみたいなの何で。

一話の中で二年位経ってる話とかあるんだけどもうこれ一冊終わるまでに何年経っているのか。とかなんとか。

 

帯にも書いてあったがとにかく『いろんな意味でヤバイ』一冊。

薦めたいわあ。薦めたいけどあまり同調してくれる人居なさそうだわあ。

 

という訳で皆さん薦めてください。私も事あるごとにこの本片手に迫りたいと思います。

これが初単行本というのだから何だか色々と凄まじい。

 

 

今回のお勧め:モンキー・チョップ先生『名勝負数え唄』