よ は ざ れ

旧:余白に戯事 ゲーム・日常・他

【ゲーム】虚構の猫にも逃げられるのでもういっそのこと猫になってやろう、そう思った

びっくりする位、うちにだけ猫キャラが来ない。
(※クラフィ)

そんな私でも過去に一度だけ、猫側から歩み寄ってくれた事があった。
茶色い虎柄をした、小柄な子であった。
つまるところ激好みの子だった。
そりゃもうモフった。膝に乗りたがれば膝に乗せた。帰ってから手は洗った。

あれはもしかしたら夢だったのかもしれないとすら思った。
されど携帯に残された写真が言っている。

「これは現実であった」と。

だがしかし。しかしだな。

そんな行きずりの猫との想い出を何年も引きずって生きていて、果たしてこれで良いのだろうか。

だから、もう自らが猫となってひたすらモノを落としまくるゲームの話をしようと思う。


プレステ4のゲーム売ってるところ(語彙の低下が深刻)で『にゃんこラテラル・ダメージ』と検索してみる。


これすなわち999円で猫になれるシロモノ。
VRとかいうのがあればより猫に近付けるらしい。

寝すぎてイライラする(から当たり散らしたい)とか飯がマズい(からこれよりニンゲンにバツを下す)とかそのような理由で好き放題散らかすのである。
む……?何か心当たりが……。

けれどまあ猫故に仕方ない事であろう。
これが人間であればただのヒステリーか更年期で済まされるだけの話よ。

されど猫だから。猫であるが故に仕方ない。
寧ろ猫パンチ一つで簡単に落ちるような場所に置いているニンゲンが悪いのである。
全てニンゲンへのバツなのだから。

とりあえずはなんか……その……心なしかカクカクしたかわいい猫達の中から好きな子を選択しよう。
選べるキャラクターはなんと二十匹以上!

家電?芸術品?知ったこっちゃねぇ猫だから!
どんな高級品だろうが地面にドカーンバリーン!
これたぶん液晶だよな!?
これトイレットペーパーなんだよな!!?だよな!!?
これは……何だよ!
もう今自分がなに壊してるのかもイマイチわからないが。
結構地味な仕事になるので、一気にやるときは本とかくわえてからのブルドーザーが楽。
確かよしいうすとの奥さんもやってたよね、ガーって。あれの要領である。


一般的なプレステ4の画質をイメージしていくとやや見劣りするグラフィックではあるものの、
翻訳に拘りのあるスタッフによる秀逸な日本語訳のお陰で猫の可愛さも三割増しである。
つって原文知らないけど。


そしてクレジットを見たとき、我々は一つの事実に辿り着く。
というわけで是非クレジットの方は最後まで見ていただきたい。

最初に選択できるハチワレの猫は恐らくあの子そのものなのだろう。
きっと開発者はこの相棒の事を思い出しながら、いやもう寧ろ相棒の為に作ったのだろう。相棒に捧ぐとか言っちゃってるし。
相棒君(?)はさぞ手のかかるヤンチャボーイ(?)だったに違いない。知らんけど。
あいつ、きっとこんなこと思ってたんだろうなとか思いながらあのセリフの数々を作ったのだろう。


そうと分かればこちらもこれ以上生半可な気持ちではいけない。

この開発者と相棒の想いを無駄にしないためにも、我々は猫になりきらなければならない。

さあ愚かなニンゲンにバツを下せ!
森羅万象に不満をぶつけるのだ!!
落とせ!全てのモノを落として混沌の世界を作り上げようぞ!!


やめなさい余白君!ヒトに戻れなくなる!!

何だよヒトに戻れなくなるって!わけがわからないよ!


ボクは最初から猫だニャア!!!!!